家族の回復の証③
- アイラブジーザスチャーチ
- 2024年5月20日
- 読了時間: 7分
今回の弟の結婚式にいたるプロセスで
様々な五十嵐家の歴史を知ることになりました
イスラエルとパレスチナの関係が
我が家の親戚関係と重なって
イスラエルとパレスチナの中東の平和の完成を
こちらもまた私も30年祈り続けてきたテーマで
毎日エルサレムの平和を祈らずにはいられません
私の家族を通して
私の人生を大きく変えた三つの出来事
それが弟の誕生と
おじさんの自死と
我が家に贈られた
知的障害の聾唖の青年の雇用でしたが
ここに五十嵐家の家族の痛みと苦しみが
関係しながら
個々人の内面の癒しと回復と
夫婦の癒しと回復と
家族の癒しと回復と
そして、親族の癒しと回復へと
展開していくことになりました
イスラエルとパレスチナの関係
政治や宗教に重ねるとなんだか複雑で
きな臭いので怖くて関わりたくないと
考える方もいるかもしれませんが
我が家にとってはイスラエルとパレスチナの関係は
我が家の親族問題と重なることがあるので
関係回復と平和の実現を願わずにはいられません
なぜなら、イスラエル問題は簡単に言えば
アブラハムの本妻サラの子孫と
そばめのハガルの子孫の関係の
こじれであるからです
それをどう歴史から捉えて
どの視点から双方の言い分を解釈するかで
そのことへの対応は天と地との差
また、右と左
北と南くらい対応が変わってしまうのです
さて
一昨年、静岡で行われた日中平和フォーラムで
田中真紀子さんのご友人と出会いが与えられ
田中角栄のロッキード事件のあとに
戦後憲政史上第二位の得票数で
復帰できた勝利の選挙で
それを支えた田中角栄の後援会である
越山会の会長の家族と
父方の祖母が親族関係であることを
父から知らされていたので
私も微力ながら日中の平和友好のために
お手伝いさせていただく身として
おばあさんのルーツを父やおばさんに
話を聞かせていただいていました
なぜなら
母のお姉さんの旦那さんの自死が
先妻と後妻の長男による遺産相続争いの
その苦しみのゆえだったとのことでしたが
私の父も後妻の長男で
親族との平和的な関係構築のために
祈りが必要だと思い
イスラエルとパレスチナの和平と共に
我が家の親族の中にある
身近な和平を祈っていきたいと
思いは増すばかりでした
さて、父の兄弟は9人おりますが
私の祖父の病死した最初の奥さん、先妻との間に
与えられた子供が4人
そして、私にとっての祖母となる後妻との間に
与えられた子供が4人で
おばあさんは当時後ろ指刺された
未婚の母として一人の子供を授かって
東京から新潟に戻ってきたのでした
なので9人の兄弟がいるわけです
だからこそ
それはそれは複雑になるのも理解できました
私の母が親族に沢山いじめられていたことを
18歳になって初めて聞かされましたが
母は親戚から私の祖母のその負い目を
非常に悪く伝えられていたようで
母は祖母がヤクザとつきあって
子供をはらまされて
捨てられて
故郷に帰ってきたと
聞かされていました
かつてキリスト教界にミッションバラバという
ヤクザからクリスチャンとなり
イエスキリストを伝えていたチームがいましたので
そこに励ましを感じるのは
同じにおいがするからなのかと
思ったりもしていましたが
聖書に真理はあなたがたを
自由にしますとありますが
昨年父と仲の良い
そのおばさんのところを訪問して
直接に祖母の歴史を聞くことにしました
そしたら、祖母は人形職人と恋に落ち
子供を授かり
相手に結婚を望むものの
最後まで結婚はしてもらえることにはならず
娘を産んで新潟に帰ってきたそうです
そして、実は祖母の実家は貴族だったそうで
それをハンディキャップとみなした祖母に
実家が経済的なサポートをするから
先妻を病気で失った五十嵐家へ
入ってそこで生きていきなさいと促されて
そして、更に子供が4人与えられたのです
おばさんに昨年お話しを聞くと
祖母は娘を連れて家に入ったので
とても苦しい生活を送ることになったのです
先妻の子たちに連れてきた娘がいじめられ
また、私の父と更に弟が産まれても
苦しみの日々がやわらぐことはなく
海で息子たちを連れて投身自殺を図るも
祖母は幼子たちを見て
やはり子供を道連れにしてはならないと
思いとどまり
必死にその母と妻として
まさに文字通り必死に
生き抜いていくのでした
祖母がいなければ
私もいないわけですから
亡くなる前に
祖母の手をとって感謝して
神様に祈りを捧げられたことは
孫の私の大切な思い出となっています
父の親族も先妻と後妻の子供の間で
遺産相続の問題があったことを知ります
だからこそ
先妻と後妻の相続問題で自死をした
おじさんの死を無駄にしてはならないと思い
父も母も実家には財産があるからこそ
両家に遺産相続の拒否を決断しました
父がクリスチャンとなり
財産よりも
信仰を選び
そのように歩んできても
親戚はその決意を信じることはなく
祖父と祖母が残した
遺言書は
私の父が見る前に捨てられたそうです
さて
アブラハムと本妻サラの子イサク
アブラハムとそばめのハガルの子イシュマエル
聖書のことばでは
神様からの両子孫への
約束がそこに書いてありますが
戦争にも平和にもどちらにも傾く
イスラエルとパレスチナの課題
それをどう受け止めてどう愛で対応するかです
ここ数年仲間たちの死のあとに
遺言書は見たことはないけれど
生前こうしたい、こうしてほしいと
私に口頭でお願いされたその遺言を
いまも大切にしています
さて
我が家の親族の苦しみとその体験から
イスラエルとパレスチナのために
平和関係の完成を祈り続けていきますが
同時に
東アジアの平和関係の完成も
祈り続けていきます
他の国のために祈り
行動していくとき
まずは自分の国の中には
似たようなことはないか
さらには
自分の身近なところこそ
同じか似たような苦しみの中にいる方たちは
いないものかと祈らずにはいられません
我が家の家族、親族の痛み、苦しみを知り
聖書を読めば読むほど
歴史や世界の国々への関心は
増していくばかりです
人の数だけ悩みや課題はあるでしょうから
普遍的な真理と
また個別の課題へ寄り添う隣人愛と
複雑に考えると
諦めてしまいそうな
様々な課題を
隣人を自分のように愛せるか?
そのシンプルな課題を
私も人生のテーマとして受け止めて
更に自らの悔い改めと
成長と変化を第一優先として
人の目の中の塵を取る前に
まずは自分の中にある梁と
向き合って
成熟していきたいです
エルサレムの平和のために祈れ
聖書の中にある
神様からの語りかけは
わたしにも迫ります
イスラエルとパレスチナのために
現地で平和を求めて祈れる日が来ることを
願わずにはいられません
能登の災害と同様に
戦地で苦しむ大勢の方がいます
ひどいもつれで
みんながほどいていくのを諦めた
ガチガチになってしまった糸も
見返りのない神の愛を土台に取り組んでいくならば
その絡んだ糸も
本来の姿に戻れると信じています
イスラエルとハマスの戦争の被害者のみなさん
ウクライナとロシアの戦争の被害者のみなさん
能登の被災者のみなさん
ネットやテレビのブラウン管の出来事はがりが
目立ちますが
必ず周りにも声を出せないで
その渦中にいる方達がいます
隣人愛
死ぬまでのテーマです
弟の結婚式で沢山の希望と励ましをもらい
気持ち新たに
与えられた日々を大切に生かされて
行きたいと思います
※
写真は
イスラエル人の友人と祈っていたあと
突然頭に鳩が10分ほど止まることになり
思わずイスラエル人の仲間が撮ってくれた写真
我が家と妻の家族と弟の家族と集まった新潟の実家の夏
私が人生で初めてお友達になったホームレスのおじさんで、元ヤクザでホームレスになり、クリスチャンになって、喧嘩、盗み、嘘をやめて優しい笑顔を取り戻した姿、私が当時23才
突然死で次女を亡くしたあと
新約聖書の黙示録やエゼキエル書にあるように
娘の額にヘブライ語で神の名が刻まれて
聖書に書いてあるゼカリヤ書や福音書の内容を
一緒に調べるために
長女と長男に教えるために行った
エルサレムのオリーブ山
父方の祖母との写真が無かったので
母方祖母の100歳の記念写真
母方の祖母は人生で人の悪口や陰口を
一切言わなかった人格者でした
そんな祖母から沢山学ばされました
新潟にある三条新聞は100歳の祖母のことを
大きな記事として掲載してくれました
内容はただただ平凡にまじめにいきた
ドラマにも映画にもなることのない
普通の人生でしたが
普通に真面目に生きるだけでも
こうして新聞の記事となり人を励ませるのだなと
感動したその記憶です






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